警部補矢部謙三第三話トリック版ブラッディマンデイ

テレビ朝日系。金曜ナイトドラマ「警部補 矢部謙三」。第三話。
今回のは云わば「トリック」における「ブラッディ・マンデイ」。「ブラッディ・マンデイ」を確り作りこんだら一体どのようなドラマになるのかの範例を示したものとさえ云える。テロリズムを阻止すべく奔走した警視庁公安部の刑事、警部補=矢部刑事（生瀬勝久）が、まるでファルコンのように鋭い知性を働かせて「5×6＝24」の謎を解いてみせたが、それが事件の解決には繋がらなかったのも何となく「ブラッディ・マンデイ」を想起させるかもしれない。しかもサードアイの刑事（芦名星）が「J」の正体だった。なお、インコ失踪とテロリズム事件の現場となったのはルーヴルならぬ「東京カーブル美術館」。被る。あの撮影が行われたのは茨城県陶芸美術館だったようだ。