youtubeモンストアニメ公式チャンネル第二期第十六話

 HMVに注文しておいた「君の名は。」豪華版(4K&ブルーレイディスク)は既に近所のコンヴィニエンス店に向けて発送されたらしい。発売日の前後には受け取り得るらしいと予想され、実に喜ばしい。しかし今、DVD版をも追加注文しておくべきかどうかを思案している。
 ところで。
 youtubeモンストアニメ公式チャンネル(https://www.youtube.com/channel/UCWzenZSy9GJBcPzdSm-UX5w)で「モンスターストライク」アニメ本編を視聴。
 第十六話「森の英雄 ロビン・フッド」。
 ロビン・フッドが登場。焔レンはその名を聞いて、子の頭上に載せられた林檎を見事に射抜いた英雄を想起したが、無論それはヴィルヘルム・テル。よく間違えられることで有名だが、ロビン・フッド自身もそう発言した。
 若葉皆実がロビン・フッドに魅了され、水澤葵やマナ・リビングストンもその様子に納得しているのを見るや焔レンは俄然ロビン・フッドへの関心を強め、ロビン・フッドのワイルドな魅力は「モテる」というオラゴンの発言にもさらに心動かされて、ついに焔レンはロビン・フッドに厳しい指導を求め、ロビン・フッドによる厳しい特訓にどこまでも追随し始めた。
 そのあと始まったゴルディとバルディとの戦闘では、特訓を馬鹿にしていた影月明も焔レンと同じように確り戦い得ていたから、多分、この特訓には何の意味もなかったろう。
 そもそもロビン・フッドのこの特訓は、ロビン・フッド自身が考案したのではなく、ロビン・フッドの生活を支援してくれている「哀愁のサイフォン・マスター」から伝授された「サヴァイヴァル・トレイニング」でしかなく、しかも当の「哀愁のサイフォン・マスター」の正体は若葉皆実の父、ドルフ若葉に他ならなかった。
 悪人に捕まった女子は帯を解かれて引かれて回転させられて「アーレー」と云うと聞いたとマナ・リビングストンは発言したが、その直前、ゴルディとバルディに捕まって「アーレー」と叫んだのは若葉皆実。

旅行記二/風景画家マテウシュ・ウルバノヴィチ/三条烏丸の千總ギャラリー屏風展/鯖料理専門店

 旅行記二。
 朝六時四十分頃、ホテルの食堂へ行き、京風の料理による朝食。宿泊室へ戻る前にホテル内コンヴィニエンス店に寄り、昨夜に続いて再び「君の名は。」の「一番くじ」に挑戦してみた結果、漸くF賞「お前は誰だ?」iPhone巾着袋を獲得。同時に副産物としてH賞をコンプリート。
 宿泊室へ戻り、テレヴィを点けていたところ、風景画家マテウシュ・ウルバノヴィチ(愛称「マットさん」)の特集を見ることができた。この人は、新海誠を擁するコミックス・ウェーブ・フィルムの一員で、「君の名は。」の背景美術を手がけた一人でもある。私生活では、東京都内各所に残存する昭和の名残をとどめる古い店を愛し、絵に写してSNSに投稿している由。そうした店は後継者不足等の理由で次々失われているようで、マテウシュ・ウルバノヴィチの絵があることで記憶が後世に伝わ得るとも云える。番組内では、絵を描いた本人が絵に描かれた店を訪ね歩き、店の主に話を聴いていたが、合間には、「君の名は。」背景美術におけるリアリティ追求(現実を少し外れることで現実以上の現実味を出す工夫)も解説されていて、色々興味深かった。
 この番組に感心してtwitterに感想を投稿したところ、マテウシュ・ウルバノヴィチ御本人から「いいね!」を頂戴した。感動した。
 十時半頃にホテルを退出。京都駅のコインロッカーへ荷物を預け、地下鉄で四条駅へ。四条烏丸から三条烏丸へ歩き、三条烏丸御所跡にある千總へ。千總の一階には喫茶店「伊右衛門サロン」があり、その二階には「千總ギャラリー」がある。そこで現在開催されている展覧会「屏風が映し出す縁」を鑑賞した。吉村孝敬の波、岸竹堂の琵琶湖畔に見入った。どの作品も実に名品で、流石、千總コレクションの質の高さを再認識した。図録の役割を担う書籍『千總四百六十年史』を購入したが、これが最後の一冊だったようで、幸運だった。
 三条から四条へ歩き、祇園祭の山鉾を組み立てる神事が行われようとしているのを数箇所で眺めた。既に昼を過ぎ、あまりにも空腹だったので、SABARという店の日替わり定食で昼食。鯖尽くしの料理店で、店内の趣は古風で上品で、「氷菓」の茶店を想起させた。七瀬遙と折木奉太郎にもここに来て欲しいと思った。
 古い洋館があり、京都文化協会の看板が出ていたが、その前庭には草野球少年の銅像があり、台座には「軟式野球発祥の地」の銘があった。
 漸く五条通に着き、地下鉄の五条駅から京都駅へ。コインロッカーから荷物を取り出し、券を買って直ぐに出立。券を買ったのは一時二十分頃で、京都駅を出たのが一時二十七分。岡山駅に着いたのが二時二十七分で、岡山駅を出たのが二時三十五分。慌ただしかったが、おかげで夕方五時二十五分には松山駅へ戻った。

旅行記一/あべのハルカス美術館の北野恒富展/京都三条通から河原町を経て四条通まで祇園祭の神輿を見物して歩く夜

 旅行記一。
 休日。大急ぎ旅行の準備をして朝八時半頃に外出。九時十五分に松山駅を発って、岡山駅で新幹線に乗り換え、新大阪駅に着いたのは昼一時十八分。地下鉄御堂筋線天王寺駅へ行き、近鉄あべのハルカスの十六階へ。
 あべのハルカス美術館で今日まで開催されていた「没後七十年 北野恒富展 なにわの美人図鑑」を鑑賞。挿絵をよくし、ポスターを数多く手がけ、大阪画壇の中心人物でありながら院展の重鎮でもあった恒富には予て関心を持ってはいたが、初めてその全体像を観ることができた。会期最終日だが、来て良かった。
 展覧会を観終えたあと、図録とグッズを買い、あべのハルカスの十六階の庭園に出て大阪の景色を展望。地下へ戻り、コインロッカーから大きな荷物を取り出して、JR天王寺駅まで歩き、夕方五時五十分に出立。六時三十五分頃に京都駅へ到着。京都駅に近いホテルへ入り、iPhoneの充電をしながら休憩。
 夜八時頃にホテルから外出。地下鉄で烏丸御池駅へ行き、三条通寺町通へ向けて進めば、まさしく三条通寺町通の交わる位置で祇園祭の神輿の行列に遭遇。神輿が過ぎたのち、三条通から河原町通へ出てみれば、東の方から神輿の行列が来るところに遭遇。神輿が過ぎたのち、河原町通四条通へ向けて進めば、神輿の行列がさらに盛大に盛り上がっていた。
 折角であるので、八坂神社に参詣しておこうと思い、四条通祇園の方へ進み、鴨川の夜情を暫し眺め、夜九時二十分頃、漸く八坂神社に到着。石段には様々な国々から来たと見える大勢の観光客が坐して何か食べていた。石段を登り、門を入れば、なるほど、境内には沢山の夜店が並んでいた。あまりにも空腹だったので、神戸和牛焼肉一串を買い、それで夕食。定価六百円のところ閉店間際の投売ということで四百円。タレではなく塩を選んだ。空腹だったので、なかなか美味に感じた。夜店の並んでいる場所を抜けて、本殿へ。本殿前には沢山の提灯が灯されて、実に華やかだった。参拝を済ませて八坂神社をあとにした。
 今朝、京都のホテルを予約する際、京都駅前のホテルにすべきか、それとも八坂神社前の祇園ホテルにすべきか悩んだ挙句、京都駅前のホテルを選んだが、やはり今宵ばかりは祇園ホテルに泊まるべきだった。なぜなら宿泊室の窓から祇園祭の様子を眺めることさえも可能だったのかもしれないから。
 四条通で再び神輿の行列が盛り上がっているのを眺めながら西へ進み、祇園祭の御旅所の前まで来たところで、車道のみならず歩道までも通行止めの状態。そこで三十分間近く神輿を眺めていたが、そろそろホテルへ戻らなければならないと思い、名残惜しさを感じながらも四条通を東へ戻り、河原町通でタクシーを拾い、京都駅前のホテルへ帰着。
 移動中、ピカチュウ文様のiPhone袋をどこかに落として紛失したらしいことに気付いた。気に入っていたのに。ともかくも、ホテルの食堂で夜九時から十一時まで無料で供されている夜鳴蕎麦には辛うじて間に合った。これで夕食は完了。ホテル内にあるコンヴィニエンス店に寄れば、「君の名は。」の「一番くじ」があり、景品の中にはiPhone袋があった。紛失したピカチュウ文様のiPhone袋に代えてそれを使用したいと思い、五回ばかり挑戦してみたが、残念ながらiPhone袋の「F賞」を当てることができなかった。

コロコロコミック八月号の怪盗ジョーカー最終回

 夕方、大街道の書店に寄って買って帰った小学館『月刊コロコロコミック』八月号。
 これに掲載されている「怪盗ジョーカー」の最終回。十年以上の長期間に及んだ連載の完結は、驚く程にあっさりしてはいたが、意外な事実の呈示もあったし、いかにも「怪盗ジョーカー」らしい終わり方ではあった。もちろん面白かったが、これで終わってしまうとは信じ難く、やはり寂しい。
 ともあれ、クイーンとスペード、アイに加えてホッシーや鬼山警部、パン太とテル、そして何よりも待望のシャドウ・ジョーカーと妹ローズも登場して、最終回に花を添えたのは良かった。

コロコロコミック 2017年 08 月号 [雑誌]

妖怪ウルトラクイズ/ヒキコウモリが見失った妖怪短冊をめぐるウィスパーとコマさんの対比/つぶや木ツリートTETSUYA妖怪オフ会とジバニャン

 ニコニコ動画の「テレビ東京あにてれちゃんねる」(http://ch.nicovideo.jp/ch7)内の「妖怪ウォッチ」公式チャンネル(http://ch.nicovideo.jp/youkai-watch)で配信された第百七十八話を視聴。
 一。
 帰ってきた3年Y組ニャンパチ先生。部活編。第五回「クイズ研究会」。
 クイズ研究会で活動しているのは蘊蓄魔、さとりちゃん、なぞトキ。実に最強の顔触れで、全国大会「妖怪ウルトラクイズ」に出場。しかるにこの大会で要求されるのは「知力、妖力、時の運」に加えて「体力」で、予想以上の苦戦を強いられて敗退。優勝したのは選りにも選ってクイズには弱そうだった河童中学ティームの河童、カッパー、ノガッパ。
 二。
 争奪戦!願いがかなう妖怪短冊の事件。
 ケータ、ウィスパー、ジバニャン、ヒキコウモリ、トムニャン、コマさん&コマじろう、じんめん犬、ジェリーが勢揃いした稀な話。
 ヒキコウモリが「妖ZON.COM」で注文しておいた「妖怪短冊」は、強力な妖気によって何でも願い事を叶える商品で、ヒキコウモリのような超絶セレブでさえも辛うじて一枚だけ入手するにも苦労する程に希少価値の高い高級品。その行方をめぐって一堂が動揺する中、他人の不幸ばかりを祈り続けるウィスパーと、何の迷いもなく普通に「みんながしあわせになれますようにズラ」と祈ってしまうコマさんの対比。しかるにそんなコマさんの「妖怪短冊」でさえも、人面犬を幸せにすることはできなかった。
 ケータが欲しがっていた新作ゲームの名称は「レンコン教授と不思議な段ボール」。
 三。
 妖怪つぶや木の事件。
 何でもtwitterで呟いてしまうのは妖怪つぶや木の所為。ケータの父がtwitter中毒になっていたのもその所為。つぶや木のオンライン仲間はツリートとTETSUYA。つぶや木の進化形がツリート。
 この日は三人がオフ会で集まる日。オフ会では、街のファミリーレストランに三人揃おうとも直に会話することはなく、インターネットを介して盛んに言葉を交わし続ける。つぶや木は、ウィスパーの妖怪パッド操作を見て仲間になり得るかと期待したようだったが、期待外れだった。意外なことに、三人と真に仲間になり得たのは、ニャーKBの話題を共有し得るジバニャン。一見「リア充」であるのに、正反対の面をも併せ持っているジバニャンの凄さ。

劇場版SAO鑑賞のため遠出した新海誠監督/NHK朝ごはんの現場の杉田智和

 新海誠twitterアカウントで昨日(七月十二日)、新海誠は「劇場版SAOを観るために小山まで行ってきました(都内は終了のようでしたので)。映画はとてもとても刺激的でした」と記している。道中、「湘南新宿ライン」は映画「秒速5センチメートル」の制作時に取材のため幾度も往復した鉄道であり、その懐かしい景色を楽しみたいという意もあったのかもしれないが、それにしても、新海誠監督が「劇場版SAO」(「劇場版ソードアート・オンライン オーディナル・スケール」)を観るためにわざわざ栃木県小山市にある映画館「シネマロブレ」まで遠出したという事実は、「君の名は。」と「劇場版SAO」をともに愛して幾度も幾度も遠出まで含めて鑑賞した者にとっては妙に嬉しい。
 ところで。
 今朝のNHK朝ニュースの特集「朝ごはんの現場」は、競馬学校の朝食を取り上げた。ナレーターは杉田智和。やや大人しく真面目に語り始め、徐々に盛り上げていって、実に面白かった。
 声優にもアニメにも詳しくないが、杉田智和で思い出すのは中村悠一主演のアニメ「氷菓」の「クドリャフカの順番」編(神山高等学校文化祭編)における「お料理研究会主催ワイルド・ファイア」。実況役(お料理研究会副部長)の平川大輔が絶叫し、解説役(お料理研究会部長)の杉田智和が変なことばかり呟いて、異様に盛り上がる場面になっている。