救命病棟24時・みんな昔は子供だった

フジテレビ系ドラマ「救命病棟24時」。第二話。目の前にいる大勢の負傷者たちを門前払いしてしまう病院に対して、あんなにも人々が物分りよく引き下がるものだろうか。あんなことでは済まないのではないかと思う。
フジテレビ系ドラマ「みんな昔は子供だった」。第二話。国仲涼子主演。都会と山村との間に色々な格差があるのは確かだろうが、果たして教育の水準にあれだけの格差があるだろうか。山村の小学校高学年の授業内容が都会の人々にとっては小学校低学年か幼稚園かと見紛う程の水準にとどまるという事態が果たして現実にもあり得るのだろうか。このドラマに描かれる山村は基本的には都会人の思い描く山村に過ぎないのではないか。そんな疑念が生じるのを禁じ得ない。だから見ていて辛くなる。都会から隔絶した別世界としての山村を徒に美化することは都会人の傲慢でしかないと思える。
このドラマの瑛太は魅力的だが、瑛太一人を見るために毎週これを見続けるというのは大変な困難事ではある。とても続くものではない。ドラマ本体に盛り上がりが欲しいところだ。ヤマナシ・オチナシでは弱る。
森本亮治の公式サイト(http://www.amuse.co.jp/morimoto/)の「亮治の部屋」に本日付の更新があった。昨年一月から放送された「仮面ライダー剣」が間もなく終結することを記念して去る十五日にテレビ朝日東映の主催により挙行されたイヴェント「仮面ライダースーパーライブ 封印せよ!ブレイド最強バトル「仮面ライダー剣」出演俳優トークショー」のことについて記してある。「始めと了り」と題し、本文中にも「今週で仮面ライダー剣が了り、歩兵の本領が始まります」とあるが、無論ここでの言葉遣いには「仮面ライダー剣」の登場人物としての「相川始」と「三上了」の思い出を込めていることだろう。相川始は「仮面ライダー剣」の事実上の主人公だったし、タコヤキ屋台の三上了(アルティメットフォーム)は第二十九話と第三十話の二話にしか登場していないにもかかわらず最も記憶に残る人物だった。
このイヴェントで森本亮治が「take it a try」を歌った際には竹財輝之助北条隆博がバックダンサーをつとめたらしい。そういうのこそDVD化して見せて欲しいものだと思う。