不機嫌なジーン最終回

フジテレビ「月九」ドラマ「不機嫌なジーン」。第十一話=最終回。
冒頭の数分間。仁子(竹内結子)に捨てられた哀れな男、テントウムシオ=健一(黄川田将也)が何故か阿部啓太(岡田義徳)・神宮寺教授(小林聡美)とともに学食で会話していた。これがよい雰囲気だった。大体フジテレビのドラマ制作者は人材の正しい活用法を知らないとしか云いようがない。フジテレビのドラマに出て魅力のなさを批判された人が他社のドラマに出て真の魅力を発揮し好評を得た例は少なくない。この駄作ドラマに出演して中途半端に扱われてしまったことで黄川田将也は一部の人々から不当に非難中傷されてしまい、実に気の毒だった。取り敢えず細川茂樹の「仮面ライダー響鬼」にでも出てはどうだろうか。昔の仕事仲間の渋江譲二も出ているし、安達明日夢栩原楽人)少年の憧れの男の四人目に悪くないように思える。