曲がり角の彼女

フジテレビ系ドラマ「曲がり角の彼女」。稲森いずみ主演。第九話。
大島千春(稲森いずみ)の勤務するホテル「グランフォート」に居住する人気作家、一条杏子(川島なお美)の子の江陸(吉川史樹)の授業参観日。杏子の仕事の都合により千春が代理で出席した。千春は結婚もしていないし子もいないが、こうして臨時で母親を演じることで母親として生きる道を選んでいたら今頃どうなっていたかを考える機会を得たところが面白い。
甲本一樹(要潤)と堀内正光(伊原剛志)の何時もの対決の舞台、おでん屋台に千春の父(小野武彦)が偶々来店して堀内との会話になり、そこに甲本が合流。堀内が千春と甲本の交際のことに触れたことで、甲本が千春の父に真剣な交際を約束する展開になった。さらにそこに千春が合流。千春と千春の父と甲本の三者の会話に発展。甲本が千春父子の関係に感動したことで真剣な交際が本当に本格化してしまった。他方、千春とは何から何まで対照的であると同時に何かと似たところのある「三十女」として生活している山岸えり子(青木さやか)は今回ついに「できちゃった結婚」を決めてしまった。相手は前回登場した昔馴染みの男友(袴田吉彦)。それぞれ急展開ではあるが、無理な展開ではない。