新・科捜研の女

テレビ朝日系ドラマ「新・科捜研の女」。沢口靖子主演。
第三話「奇妙な遺言状!猫屋敷DNA殺人事件」。意外な結末だった。遺産相続をめぐる事件かと思わせて、実は野良猫の群をめぐる近隣住民同士の揉め事による事件だったのか。予想外ではあったが、必然性はあった。一つの可能性を前面に押し出しておくことにより、それよりもさらに必然的であるはずのもう一つの可能性を背後に追い遣っておいたことがこの意外性を作ったのだ。実に面白かった。
さて、京都府警察本部科学捜査研究所、通称“科捜研”の法医学研究員、榊マリコ(沢口靖子)の仕事仲間、京都府警察本部刑事部捜査第一課の土門薫(内藤剛志)の部下として木佐貫直巳(森本亮治)は次回ついに登場するのだろうか。