新科捜研の女

テレビ朝日系ドラマ「新・科捜研の女」。沢口靖子主演。第六話「動き出した15年前の誘拐犯!双子姉妹のDNA鑑定」。
京都府警察科学捜査研究所=“科捜研”の法医学研究員、榊マリコ(沢口靖子)の部下の乾健児(泉政行)と、京都府警察本部刑事部捜査第一課の土門薫(内藤剛志)の部下、巡査の木佐貫直巳(森本亮治)とを比較すると、研究員と捜査員との違いが実に上手く描き分けられていると思える。職種の違いは振る舞いの違いを生じるものなのだ。今回の前半のように両者が同じ空間に居合わせていると、そのことがよく見えてくる。それにしても捜査のため滋賀女学院を訪ねた木佐貫巡査が女学生たちにモテモテだったのは虚構なのか虚構に不図混じった現実なのか判然としなかった。