ザテレビジョンKAT-TUN特集

本日発売「ザテレビジョン」二〇〇五年第三十八号。巻頭に「調子乗っとく?KAT-TUN(秘)野望会議」と題する特集がある(pp.7-11)。その前半二頁では赤西仁・中丸雄一・田口淳之介亀梨和也田中聖上田竜也がそれぞれの「野望」について発言している。田口淳之介は「がんばっていきまっしょい」の他の出演者たち皆からの影響で「これからは時代に乗り遅れないよう、ちゃんと話題作はチェックして、読書したり、映画見たりしていきたいと思ってる」と語り、手始めに「亡国のイージス」を読んだとある(p.8)。「亡国のイージス」の映画には勝地涼が出演しているから、勝地と同じ芸能事務所に属する北条隆博の影響だろうかとも想像される。亀梨和也は「加藤雅也さんとメル友になった」と語る。また「自分でも、ことしはすごいハイペースだと思う。そんな中で後悔するようなものは作りたくない」と力強い決意も表明している(p.9)。特集の後半二頁には六人の座談=「野望会議」が載る。全国縦断コンサートの中で田口淳之介は「アクロバットでズボンが落ちたのが衝撃的だったよ。下まで落ちて黒いパンツ一丁になっちゃった」と語るが(p.10)、その場面はDVDに収録されるのだろうか。八月に六人でアメリカ「修業旅行」に出た際、中丸雄一によれば宿泊したホテルは「部屋の真ん中にバスタブがあって」大変に豪華だったものの、亀梨和也によれば「キングサイズ」のベッドは六人に三台しかなく、「二人で一つのベッド」に寝たらしい(p.9)。誰と誰が一緒だったのか詳細もあればよかった。来月十五日から始まる亀梨和也山下智久の主演による日本テレビ土曜ドラマ野ブタ。をプロデュース」に関して上田竜也は「山下くんと一緒ってことで。まあ、顔は負けてるけど、キャラで頑張ってくれ。おまえなら大丈夫だ!」と激励し、中丸雄一も「そう、おまえは雰囲気で行って真っ向勝負はするな!」と続けている(pp.10-11)。二頁あとには山下智久が「野ブタ。をプロデュース」での自分の役柄について語っているが、中で亀梨和也について「カメとは、お互いの家に泊まりにいくぐらい仲がいいんだけど、最近のアイツは大人っぽ過ぎる」と苦言を呈している(p.13)。外見上は亀梨が暴れて山下が静かであるかに思えるが、どうやら実際には逆であるようだ。恐らく亀梨は今後の躍進に向けて日々禁欲に努めているに相違ない。アイドルとして実によい心がけだと云うべきだろう。
十月八日(土)放送予定の「ごくせん同窓会スペシャル」について紹介・告知する記事もあり(p.129)、所載の大きな写真では、ヤンクミ(仲間由紀恵)を中心にして向かって右側に小田切竜(亀梨和也)、左側に矢吹隼人(赤西仁)が立っている。「3Dメンバーには放送時からすっかり風ぼうが変わった者も」と書いてあるが、それは誰だろうか。多分それは番組内でも触れられることだろう。赤西仁は今少し長期間ドラマを続けたかったと語ったらしいが、一視聴者としても同感だ。半年間位やってもよかったのに…と思う。でも、あのハイテンションを半年間も持続させるのは至難の業だろうとも思う。
なお同誌同号には十月からの新ドラマについても改めて紹介の大特集を組んでいて、確かに先週の特集に比べて新情報の追加もあったようだが、今のところ感想は一週間前に書いたのと変わらない。
来週のNHK朝の連続テレビ小説「ファイト」では岡部聖也(三浦春馬)が大活躍するようだが(p.89)、そこには衝撃の展開があるようだ。NHK朝の「ヒロイン」は何故こうも代々身勝手なのだろうか。反感を買わないはずがない。