新科捜研の女最終回

テレビ朝日系-木曜ミステリー「新・科捜研の女」。沢口靖子主演。第十話=最終回「謎の記憶喪失男が嵐山に現る!!」。
京都府警察本部科学捜査研究所=“科捜研”の法医学研究員、榊マリコ(沢口靖子)と物理研究員の乾健児(泉政行)、刑事部捜査第一課の土門薫(内藤剛志)、巡査の木佐貫直巳(森本亮治)の四人は遠方での捜査からの帰途、謎の記憶喪失の男(東幹久)を嵐山で保護した。何も憶えていないらしい彼は、紙と色鉛筆を与えられるや、一軒の豪邸の絵を何枚も一気に巧に描き上げた。流石にピアノ演奏こそ行わなかったが、ともかくも名も無い彼を何らかの名で呼ばなければならないので嵐山男と称することになった。さて、「新・科捜研の女」は今宵が最終回だったが、別に物語が終結したわけではなく一週間後に続いても不思議ではない位の終わり方ではあった。数ヶ月後には再開するに違いない。
今宵の最終回の最後、小向光子(深浦加奈子)が産休から復帰したのを祝うの席で、光子は新人刑事の木佐貫巡査の容姿を賞賛していた。確かに彼は男前なのだが、このドラマにおいて森本亮治ばかりが美男子として扱われることについて泉政行は寂しさを感じてはいないかと少々心配する。