LOOKatSTAR!のKAT-TUN

演劇雑誌「LOOKatSTAR!」の表紙を飾るKAT-TUNの六人衆は東京の空を背景に白い服を着て並んでいて美麗だが、これは「とあるスタジオの屋上」で撮影されたらしい(p.79)。普通に立っているだけなのに妙にセクシーな空気を醸し出している。この独特な魅力をさらに強く発散しているのが「Musical DREAM BOYS」に関する特集「FIGHTING for FRIENDSHIP」の劈頭を飾る彼らの写真(pp.4-5)。ここでは服装は六人それぞれ違うが、皆ボクシングのグローブを着けて裸足で立っている。逆光を浴びて陰影に富んだ姿が闘志を感じさせる。ことに小柄で細い体の亀梨和也の険しい表情がボクサー特有のハングリー精神を感じさせて目を惹く。田中聖田口淳之介が二人揃って仁王立ちだが、田中聖がいかにも攻撃的で強そうなのに対し、田口淳之介の顎を突き出した穏やかな表情は逆に不敵に見える。同じ格好の六人の写真がもう一枚あるが(p.7)、上田竜也と中丸雄一は何れでも殆ど変わらないのが凄い。赤西仁が二枚目の写真で余裕ある大人の強さを漂わせる。記事本文の座談では中丸雄一と田中聖が面白い。「田口は座長にいちばん憧れて座長にいちばんなりたい男なんだけど、座長がいちばん似合わない男でもある」という田中発言が上手い(p.6)。
ところで、KAT-TUNに対して関ジャニ∞丸山隆平が「前回はお世話になりました。全然相手にしてくれへんかったけど、今回も相手にしてくれへんのですか?俺以外のメンバーとはいっぱい話してたけど、もっと俺に積極的に話しかけてほしい」と冗談めかしつつ呼びかけ、特に田口・亀梨の両名に対して強く求めている(p.15)。状況がよく分からないのだが、今後の展望としても非常に興味を惹く発言。丸山vs.田口、丸山vs.亀梨というのは色々見てみたい面白そうな組み合わせだと思う。