ジャニーズ歌合戦

年末から年始にかけて恒例の年越し生放送番組、フジテレビ系「見なきゃソンSONG「PRIDEかけてジャニーズ歌合戦」at TOKYO DOME」。
ジャニーズ・ヒットメドレーの冒頭を飾ったのは修二と彰青春アミーゴ」。ところが、そのあとタッキー&翼の出番ではKAT-TUN関ジャニ∞とNEWSの「若手三組」がバックダンサーをつとめていて、無論これには亀梨和也山下智久も普通に加わっているのが面白い。TOKIOはじめとするヴェテラン勢に混じると彼ら若手花形衆が本当に若手の新鮮味を感じさせる。V6・嵐・NEWS三組の「バレーボール対決」にKAT-TUNを加えなかったのはフジテレビの意地だろうが、少々意地悪な話だ。東山紀之が登場したとき左右に坂本昌行とともにいたのが森田剛だったのは今月からの新ドラマ「喰いタン」でのヒガシ&GO共演のことを想起させたが、残念ながら何もなかった。近藤真彦が「挑戦者」を歌うときには予告通りKAT-TUNが共演。「アンダルシアに憧れて」に若手三組が勢揃い参加したとき丸山隆平が妙に真剣な表情。それを見て不覚にも笑んでしまったらしい大倉忠義。Jフレンズの「明日が聴こえる」を皆で歌う段、KAT-TUN衆は上着を脱いで観客席内の小舞台上にいて、途中、田口淳之介が階段から客席へ降り、そのあと亀梨和也も上着を肩にかけて歩いていた。上着の下には白いタンクトップ。全曲を歌い終えたあと全員集合したとき司会のキンキキッズの直ぐ下に赤西仁がいて、暫く画面には常に彼の顔が映っていた。CM明けには森光子の真下には亀梨和也山下智久が並んでいたのが見えた。亀梨の左に赤西・田口淳之介田中聖と並び、山下の右には錦戸・小山・手越祐也・増田貴久と並んでいて、何となく森光子からの距離の遠近がそのまま若手衆の序列を示しているかのような怖い雰囲気。
なお、番組中「青春アミーゴ」は二度も歌われた。一度目は先述の通り冒頭。二度目はKAT-TUN関ジャニ∞とNEWSの三組による「若手三組対決」の場面で、NEWSとKAT-TUNの親密性を証明する曲として取り上げられた。その前までNEWSの一員として歌い踊っていた山下智久が「俺は彰でもある」とか何か云って亀梨和也に「修二!」と呼びかけて二人で一緒に「青春アミーゴ」を歌い踊った。そこにKAT-TUNが合流し、次いでKAT-TUNの持ち歌として亀梨の「ごくせん」挿入歌「絆」を歌って、最後には三組合同で関ジャニ∞の歌で大いに盛り上がったのだ。