野ブタ。をプロデュースと女王の教室

休日。購入以来これまで半ば放置していたDVD群を何枚か見ることにして、先ずは「野ブタ。をプロデュース」の第三話と第五話から第九話までを一気に見て、次いで「女王の教室」の第九話から第十一話までを見た。今日こうして改めて見て、やはり二作とも傑作中の傑作であると思った。それぞれの放送当時にそう感じた以上に今それを強く確信している。「野ブタ。」に関して云えば、第三話から見え始めた桐谷修二(亀梨和也)の変容が第六話において加速し、第七話で破損した彼の仮面が第八話で剥ぎ取られ、彼は「ドン底」に転落したものの、友情で救済され、第九話ではさらに友情の力で立ち直ることを得たわけだが、それら一連の変化の過程の描写において亀梨和也の発揮した魅力が、放送時に感じた以上に大きかったことを改めて感じた。「女王の教室」では第十話の、教室における問答と大演説が、内容と演技ともに圧倒的であることを再認識した。全話を象徴し得る迫力ある場面だ。

野ブタ。をプロデュース DVD-BOX
女王の教室 DVD-BOX
女王の教室スペシャル DVD-BOX