仮面ライダーカブト第二十四話

テレビ朝日系。“スーパーヒーロータイム”「仮面ライダーカブト」。主演:水嶋ヒロ佐藤祐基。第二十四話。
警視総監でありZECTの長でもある加賀美陸本田博太郎)はフェンシングの剣を振り回して謎めいた独り言。ZECT幹部の三島正人(弓削智久)も流石にどう反応すればよいのか判断し切れなかった様子。ZECTの存在の意味は何であるのか?というのがこの物語における最大の謎だが、組織の長の意思を理解できなくともその意思に従うのは組織に属することを生業にしている社会人というものの義務であり、その点、影山瞬内山眞人)はZECTの「よい番犬」だ。今朝の話でもそうだった。
仮面ライダーサソードに変身する「おぼっちゃまくん神代剣山本裕典)は、天道総司水嶋ヒロ)の鮮やかに気の利いた説諭によって執事=通称「じいや」(梅野泰靖)の言動の意味を理解し、同時に天道総司の献身的な精神と行為を「nobles oblige」に富んだものとして認めることができた。