昭和美人スタジアム

日本テレビ系「ウタワラ」。KAT-TUNが新曲「SIGNAL」を披露したあとKAT-TUN企画「昭和美人スタジアム」の第四回。司会をつとめるのは今回も亀梨和也と、雨上がり決死隊蛍原徹。「昭和美人」の顔触れは今回一新され、松居一代瀬川瑛子高見恭子林寛子の四人。瀬川瑛子は中丸雄一を「中村さん」と呼び、中村ではなく中丸であると指摘されるや「中まろさん」と呼んでいた。高見恭子が十歳代の少女だった昭和四十年代後半に創刊された女性ファッション雑誌に関する解説と問題あり、「an・an」はモスクワの動物園のパンダの名で、「non-no」はアイヌ語における「花」の意の語であるという意外の事実。「MC SISTER」の「MC」とは「MEN'S CLUB」の略。では、「J.J.」は何の略語か?というのが出題。赤西仁は「ジャネット・ジャクソン」と答えて不正解。田口淳之介は「ジャパン・ジャパーン」と答え、後半「ジャパーン」における裏声気味の妙な発音で場内の笑いだけを獲得した。田中聖は「ジャケット着たジャイアン」、上田竜也は「ジャニーズ・ジュニア」、中丸も「ジャイアンジャイ子」と答えて正解者はいなかった。中丸の解答に関し田中が苦情を云っていたのは当然だ。正解は「女性自身」。昭和五十一年、林寛子十七歳時のモノクロ写真を見て赤西は「イケる」発言。林寛子も出演したことのある寅さん映画は昭和四十四年に誕生。寅さん語として知られる「結構毛だらけ猫灰だらけ」を田中は幼時から母親に教えられたらしい。この語の後半「ケツの周りは…」部分を田中が云った瞬間、物凄く恥ずかしそうにした田口。純な乙女の如し。人はそれを「キモイ」と評するだろう。直後、亀梨は何故か上田を「お母さん」と間違えて呼んだ。「小学生じゃねえんだからさ」と笑いつつ、ママと云わなかっただけマシと助け舟を出した田中。寅さんに対する「まるでノラ犬じゃねえか!」という叱責に対して寅さんはどう応じるのか?というのが二問目の出題。中丸は「いや、中丸です」と解答。上田は「床屋から美容院に変えた方がよいのかな?」。田中は「それは云い過ぎだろ」で惜しい。田口は「それをノラ犬に云ってみやがれ」。赤西は「それを云ったら、おしまいじゃないかよ」で一応の正解。正解は「そうか。それを云っちゃおしまいよ」。渥美清のアドリブで生まれた名台詞。赤西は「結構、僕IQ高いんですよ」と発言。それにしても総合司会の松本潤の髪が異様に長かった。