ウタワラ昭和美人
日本テレビ系「ウタワラ」。KAT-TUN企画「昭和美人スタジアム」の第五回。司会をつとめるのは今回も亀梨和也と、雨上がり決死隊の蛍原徹。「昭和美人」の顔触れは今回また一新され、高木美保・麻木久仁子・磯野貴理子・香坂みゆきの四人。高木美保がモテモテだった昭和四十年代後半から五十年代にかけて、少女マンガの名作が多く生まれ、多くがアニメ化された。中で名作の誉れ高いのが「魔法使いサリー」や「エースをねらえ!」「ベルサイユのばら」。それらと同時期の名作の一つ、「アタックNo.1」における主人公、鮎原こずえの必殺技は何か?というのが今宵の第一問。中丸雄一は「回転アタック」、上田竜也は「エビちゃんショット」、田中聖は「トルネード・アタック」と回答して不正解。田口淳之介は自ら回転したあと「台風アタック」と回答。笑顔で回転しながら倒れそうになる様が、何と云うか、不思議な感じだった。人はそれを「キモイ」と云うだろう。ここで亀梨は正解の後半が「落とし」であることを告げ、それを聞いて田口は正解が英語ではないだろうことを提起。赤西仁はそれを受けて「トルネード落とし」改め「台風落とし」と答えたが、不正解。正解は「竜巻落とし」。今回二人目の「昭和美人」として磯野貴理子の名を上げるとき亀梨は「美人」の部分に疑問を呈したが、実はKAT-TUN六人間で磯野貴理子は普通に「イケル」と評されていることも明かして当人を喜ばせた。昭和五十年代に少女だった磯野貴理子が夢中になっていたのは「噂」「都市伝説」の類。そして当時の都市伝説で最も代表的なのが「口裂け女」。口裂け女から身を守るための手段の一つとしては口裂け女の大嫌いな或るものの名を三回続けて唱えるのがよいと云われるが、何の名であるか?というのが第二問。口裂け女に扮した磯野貴理子に対して赤西は「テキーラ・テキーラ・テキーラ」、田口は「ブス・ブス・ブス」と言い放って何れも不正解。直後、田中は自信満々「ポマード・ポマード・ポマード」で正解。知っていたらしい。亀梨が参考までに取り出したポマードを田中は自身の坊主頭に塗ってみせた。