仮面ライダー電王第十四話

テレビ朝日系。“スーパーヒーロータイム”「仮面ライダー電王」。主演：佐藤健。脚本：小林靖子。監督：金田治。第十四話「ダンス・ウィズ・ドラゴン」。
野上良太郎（佐藤健）を倒す！と公言する謎の紫色の少年イマジン=リュウタロス（声：鈴村健一）をめぐり、一気に一致団結し始めたモモタロス（声：関俊彦）とウラタロス（声：遊佐浩二）とキンタロス（声：てらそままさき）。和解しようとしても結局は喧嘩になってしまい、三名で取り組み合い、乱闘になるかと見せかけて逆に円陣を組んだのが微妙に楽しかった。モモタロスがリュウタロスに殴りかかろうとしていたとき、それを観ていたデンライナー食堂車の店員ナオミ（秋山莉奈）が楽しそうに盛り上がっていた。オーナー（石丸謙二郎）は今回も厳正な態度。
過激な不良少年リュウタロスの意外な側面として、（1）デンライナー食堂車の珈琲を飲みたがっていたという面、（2）良太郎の姉である野上愛理（松本若菜）に甘えたがっていたという面、そして（3）子猫や小鳥を愛し、かわいがる心優しい面が明らかになった。しかし彼の潜在的な危険性がそれによって完全に消え去ったわけでもなさそうだ。