特急田中3号第四話

TBS系。金曜ドラマ特急田中3号」。第四話。
脚本:橋本裕志。音楽プロデューサー:志田博英。音楽:仲西匡。主題歌:KAT-TUN「喜びの歌」(J-One Records)。鉄道監修:南田裕介。制作:TBSテレビ。演出:金子文紀
メーテルこと目黒照美(栗山千明)と三島健高橋一生)との恋の終わり。二人の関係を何とか修復しようとしていた田中一郎(田中聖KAT-TUN])が、その恋の終わりを目の当たりにするや、再び異常なまでの前向きな態度を取り戻したのは傑作だった。同時に、田中一郎の陰の奮闘について目黒照美に明かし、己の非や心変わりについて正直に告白した三島健も潔かった。暁星商事の巻田譲治(海東健)率いる課の人々が連休に課内旅行として温泉旅行に出かけていたのが、普段の彼等の気取った雰囲気には似つかわしくなくて面白かった。何故あんな中小企業みたいな安そうな旅行を企画したのだろうか。巻田譲治も加藤美晴(大河内奈々子)も、当たり前のように浴衣を着て宴会場に来ていた。花形圭(塚本高史)は「ドゥーティー」=童貞であることを暴露されたが、それを笑っていた桃山誠志(秋山竜次[ロバート])と田中一郎はどうなのだろうか。