エッシャーとバッハ(二)

午後二時から愛媛県美術館のバッハ音楽コンサートを鑑賞。曲目は先週と概ね同じだったものの、フルートが古楽器フラウト・トラヴェルソに変わったり、ヴァイオリン・ソナタの一楽章のみ若いチェンバロ奏者が担当したりしたほか、ヴァイオリン奏者が増えてヴィオラ奏者も加わって、バッハ管弦楽序曲第三番の第二楽章エール(G線上のアリア)や教会カンタータ第一四七番のコラール(主よ人の望みの喜びよ)を演奏したのも楽しかった。なお、先週は演奏者の全員が女子だったが、今週は男子も加わっていた。バッハ音楽、バロック音楽を演奏できる若い人々が松山市内にいるということ、彼等の指導者としてチェンバロ奏者が愛媛大学の教授としておられるということは実に素晴らしいこと。美術館の広間という空間に相応しい典雅な時間を提供してくれた愛媛大学音楽学生に心より拍手を捧げよう。
夕方四時前に帰宅。五時頃から約五十分間スポーツクラブで鍛えた。朝から余り食事を摂っていなかったので空腹だったものの、かなり励んだ。その所為か、平和通の店へ買物に向かう間、疲労感で倒れそうだったので、幾度も自動販売機で水分補給をしなければならなかった。しかし店内の冷気で生き返り、そのあと大街道まで歩いて食事を摂ってから帰宅した。