ドリームアゲイン第八話

日本テレビ系。土曜ドラマドリーム☆アゲイン」。
脚本:渡邉睦月。主題歌:コブクロ「蒼く優しく」。協力:読売巨人軍。制作協力:アベクカンパニー。演出:中島悟。第八話。
朝日奈雛(志田未来)は、自身が不治の病によって十四歳で既に余命幾許もないことを知っていて、実の父である朝日奈孝也とともに過ごした日々の中で色々な想い出を作った今、もはや思い残すこともないとでも思ったのか、それとも、同じ中学校に通う上級生の男子への片想いが恋として成就しそうもないような気がしていて、失恋でもして今さら悲しい思いをしたくはないとでも思ったのか、一人で冬の海へ行き、入水しようとしていた。そこへ駆け付けた朝日奈孝也の死後の朝日奈孝也。小木駿介(反町隆史)の生まれ変わりとしての朝日奈孝也。雛に対し「生命を粗末にする奴は許さない」と怒った。その言葉の並大抵ではない重さを、天国庁の田中(児玉清)と吾々視聴者のみは知っているが、雛はそれをどう受け止めたろうか。