おせん第四話
日本テレビ系。ドラマ「おせん」。
原作:きくち正太。脚本:高橋麻紀。音楽:菅野祐悟。協力プロデューサー:山口雅俊(ヒント)。プロデューサー:櫨山裕子&三上絵里子/内山雅博(オフィスクレッシェンド)。制作協力:オフィスクレッシェンド。演出:茂山佳則。第四話。
半田仙(蒼井優)の考案した土鍋スキヤキは美味そうだった。でも、あれはスキヤキなのだろうか。
江崎ヨシ夫(内博貴)の鬱陶しさは相変わらずだが、半田仙はそうした鬱陶しさを大して気にしてはいない。違う見方をしているからだ。台場(大泉洋)の計画する複合商業施設を半田仙に見せ、壱升庵「二号店」のそこへの出店について説得したいと考えた彼から外出に誘われたときの、半田仙の着飾りようは大変なものだった。また、竹田留吉(向井理)の、胸中に秘めていた意外な(しかし当然の)野心的な側面が見えてきたのもよかった。