爆笑問題結成二十周年記念番組

木曜日は体を鍛えにゆくの曜日。ということで仕事からの帰宅後、夜八時十分頃から約三十分間スポーツクラブで。滞在時間こそ短くとも内容は一時間分に匹敵すると思う。
そして帰宅後、爆笑問題結成二十周年記念番組「検索ちゃんスペシャル」を録画しておいたのを見た。
爆笑問題の(謎の空白時代をも含めた)二十年間を急ぎ足に振り返りつつ、同時に、彼等に所縁のある芸人たちの過去をも振り返る充実の内容。バカルディ石塚英彦伊集院光ダチョウ倶楽部のような同年代の芸人たちのほか、ネプチューンやBOOMERのような「ボキャブラ天国」一派、さらには千原兄弟次長課長のような近年ことに関係の深い芸人たちに至るまで三十組もの芸人たちが大集合。松村邦洋春一番テリー伊藤等もヴィデオで登場。実に面白かった。だが、正直なところ、この番組で特に印象に残った出演者の一人は意外にも、若き日の中山秀征。彼がデビュー間もない頃に出演した映画「パンツの穴」(一九八五年)における彼の御尻が丸出しになる映像には、不覚にも見入ってしまった。アイドルとして歌い踊っていたときの姿もなかなか華があった。かのナンシー関は彼を「中山秀征的芸人」における天才と揶揄したが、あれからかなりの歳月を閲して今にして思えば、近年の芸人志向を打ち出している中途半端なアイドルに比すれば確かに彼はそうした方向性のアイドルとして、先駆的であるだけではなく、遥かに抜きん出て優秀でもあったに相違ない。ともかくも、若き日の彼の御尻の美しさに不覚にも一寸興奮した今宵の記念番組だったという暫定の感想で。