花ざかりの君たちへイケメンパラダイス最終回直前番組に見る溝端淳平と古原靖久と岡田将生

テレヴィドラマが三ヶ月間にわたり放送されるにあたり首都圏ではその放送開始の直前や最終回の直前にその見所等を紹介する特別番組が放送されることが多いようだが、地方ではそれらが放送されることは殆どない。厳密に云えば、数年前にはTBS系列のドラマに関しては当地方でも深夜等にそうした番組が放送されたこともあったかと記憶するが、今はないようだ。
昨年九月十八日の夜に放送された「花ざかりの君たちへイケメンパラダイス」最終回に関しても当日の直前(夕方?)に「最終回直前・生放送SP」が放送されたようで、それを録画したDVDを数ヶ月前に或る方が送ってくださっていた。今宵それを見た。約四十五分間の番組だったが、中で最も印象深く見たのは、最終回の撮影の合間の休憩中、桜坂学園の男子寮の食堂で北花田航平(武田航平[当時PureBOYS])と大国町光臣(高橋光臣)をはじめとする第一寮の連中が打ち合わせをしていたとき、なぜか第二寮の京橋新(崎本大海[後にPureBOYS])と嵯峨和真(溝端淳平)も参加していたところ。しかし特に嵯峨役の溝端淳平はもともとが祭大好きの「祭男」であるから、軟派の第二寮よりも硬派の第一寮の方が似合っていたのかもしれない。また、ドラマの放送を見ていた当時は、演劇集団の第三寮と云えば寮長のオスカー・M・姫島(姜暢雄)以外では彼の腹心の、しかし第三寮で唯一演劇部に所属していなくて唯一マントも身に付けていない八尾光役の名護啓介こと加藤慶祐[当時PureBOYS]しか殆ど知らなかったのだが、この番組における名場面集で改めて見ると、寮長の直ぐ脇にゴーオンレッド古原靖久の顔が見える。「扇町太陽」という役名は彼に相応しい。あと、私的には関目京悟役の岡田将生については印象が薄くて記憶にも残らなかったのだが、それは彼が主に佐野泉小栗旬)の友人でしかなかったからだろう。嵯峨役の溝端淳平みたいに、第一寮の連中に混じり時には裸にもなって騒いでくれた方が好印象で記憶にも残る。