紅白歌合戦

NHK「第59回NHK紅白歌合戦」。
今年の司会者は仲間由紀恵(紅組)&中居正広(白組)。
夜七時頃からか九時五十分頃まで寝てしまっていたため、今年は大半を見逃してしまった。吾ながら誠に迂闊。
起きたときには青山テルマの出番だった。次いで水谷豊「カリフォルニア・コネクション」。そして絢香徳永英明倖田來未五木ひろしアンジェラ・アキ森山直太郎aikoが続いたあとに羞恥心(つるの剛士上地雄輔野久保直樹)が登場した。羞恥心の出番は前半に終わったのではないかと思っていたが、こんなにも後半の方にあったのか。羞恥心はPabo里田まいスザンヌ木下優樹菜)のほか大勢の「ヘキサゴン」衆を率いての登場。エアバンドの「ますだおかだ」や品川庄司アンガールズ波田陽区金剛地武志も勢揃いして賑やかだった。歌のあと、岡田圭右に「閉店ガラガラ」「出た!」でもさせておけばよかったのに、惜しい。
徳永英明の出番のあと沢村一樹が「セクスィー部長=色香恋次郎」として登場してコントをしていたことも記しておこう。
コブクロ平原綾香EXILE小林幸子産業革命のあと、間もなく閉場となる新宿コマ劇場綾小路きみまろが同劇場内にある金色の北島三郎銅像について報告したのを受けて、NHKホールの舞台では、往年の新宿コマ劇場における北島三郎コンサートで披露されたと云う大漁船のセットがそのまま再現され、その船上に北島三郎SMAPを引き連れて登場。木村拓哉北島三郎の大漁船に同乗できて感動しているとの趣旨の発言。
一青窈中島美嘉のあと、初出場のMr.Childrenが登場。
石川さゆり天城越え」は、米国で活躍中のメジャーリーガー、イチロー選手が試合中に自身の入場曲として使用したことで名曲としての名声をさらに高めたとか。イチローも「紅白歌合戦」での石川さゆりの熱唱を聴いて感銘を受けたらしいが、多分それは「天城越え」と歌ったあとの石川さゆりのあの表情の迫真性も含めての感銘だったろうと推察する。イチローの入場曲の演奏に際してギターを担当したと云うマーティ・フリードマン(「タモリ倶楽部」の一員でもある)が今宵NHKホールにも登場して冒頭に華麗なソロを聴かせた。
SMAPのあとは天童よしみ天童よしみには紅白歌合戦の舞台で一度は「いなかっぺ大将」を歌って欲しいと何時も思う。森進一は「おふくろさん」騒動に関する謝罪と感謝の意をこめて「作詞:川内康範、作曲:猪俣公章」と前置きをして歌った。
和田アキコのあと所謂「大トリ」をつとめたのは氷川きよし。驚くべきことにその曲目は「ズンドコ節」。大胆な選曲だ。歌い終えたあと感動の余り北島三郎に抱き付いて泣き出し、五木ひろしとも握手していた。
今年のこの番組では初の試みとして、最終審査の間、一曲目から大トリ曲までの全てを振り返る総集編が流れた。これによると、前半における第一の見所として位置づけられていたに相違ない藤岡藤巻と大橋のぞみ崖の上のポニョ」では、合唱団と管弦楽団の指揮者として、巨匠、久石譲が出演していたようだ。流石NHKだ。
(未完。引き続き番組を見ながら作文中。)(十一時四十五分終了。)