踊る踊る踊る!さんま御殿

日本テレビ系「踊る踊る踊る!さんま御殿」、約三時間もの特別番組を殆ど見てしまい、少し悔いている。
この番組における村松利史をどう形容すべきだろうか。思うに、気持ち悪い人というものをテレヴィに映し得る範囲で最大限に造形する場合の、一つの完成された範例であると見ることができるのではないだろうか。テレヴィで見る限りは極めて気持ち悪いが、目を背けたくなるわけではないどころか、逆に面白くて見入ってしまう程であるし、現実世界にはもっと気持ち悪い人が少なくない気もする。
武田修宏の母は、日本テレビ系「波瀾爆笑」に武田修宏が出演した際の一企画として、静岡にある彼の実家に「淳平君」こと溝端淳平が訪ねてきたとき大いに感激したらしいが、この「淳平君」という語に関する武田修宏之母の言は興味深かった。なにしろ、初め「淳平君が家を訪ねる」という企画のことを聞かされたとき、その「淳平君」というのが誰のことなのか全く判らなかったらしいのだが、「十九歳」という追加情報を得るや、まるで門矢士の如く直ぐに大体判ったらしいのだ。Googleで「淳平」「19歳」を検索してみれば、確かに溝端淳平関連の情報ばかり出てくる。検索することフィリップの如し。
飯沼誠司が「マッチョ」という扱いで出演していたが、現在は三十五歳。顔の印象は七八年前と大して変わっていない気がするが、往年の体型をどこまで維持できているのだろうか。