オトメン(乙男)秋第四話=最終回

フジテレビ系。「オトメン(乙男)秋」。第四話=最終回。
原作:菅野文。脚本:野口照夫。演出:谷村政樹。
幸花ジュエル=橘充太(佐野和真)は、城之内ミラ先生(鶴見辰吾)の助言に従い、正宗飛鳥(岡田将生)と都塚りょう(夏帆)の物語を、その物語=少女マンガ「らぶちっく」の作者としての責任において大胆に動かしたが、マンガの登場人物であると同時にマンガの読者でもある正宗飛鳥と都塚りょうの二人は幸花ジュエルの期待をも上回る劇的な行動に出た。
正宗飛鳥にとっては家庭科教室で都塚りょうと橘充太と三人で過ごした時間こそが最も幸福な時間だったらしいことも描かれたのをはじめ、最終回は彼等三人を中心に展開して面白かった。どうして毎回こんな感じにしなかったのだろうか。そこが残念だった。