一月の新ドラマ咲くやこの花/ジャニーズJr.番付

本日発売のテレヴィ雑誌「TVガイド」一月十一日号=正月特大号。
来年一月から始まる新ドラマについて改めてそれらの概要を解説する特集記事を載せているが(pp.52-63)、これによると「新撰組 PEACE MAKER」において柳下大沖田総司を演じる。
一月二十三日開始の土曜夜七時五十六分「ブラッディ・マンデイ」第二弾は、三浦春馬佐藤健成宮寛貴は無論のこと吉沢悠をはじめ主要な出演者には変更がないようで安堵した。続編ドラマで出演者に不自然な変更があると見る気がなくなるのだ。初回は七時から二時間もの放送になる予定とのこと。
菅野美穂永作博美日本テレビの水曜夜十時「曲げられない女」の開始日は一月十三日に決まったらしい(p.59)。菅野美穂の相手役は平岡祐太ではなく塚本高史だが、それでは平岡祐太は何に出るのだろうか?と思えば、一月九日開始の、NHK総合の土曜夜七時半からの三十分間ドラマ「咲くやこの花」に江戸時代の浪人の役で出演するようだ(p.59)。彼の演じる深堂由良という浪人は「凧作りをしながら報復を計画」する人物だそうだ。凧作りの内職をする姿は彼には似合いそうだ。百人一首歌カルタに因んだ物語だそうで、なるほど、それで題名が「咲くやこの花」か。百人一首歌カルタの大会では大概、冒頭に空札として「なにはづに さくやこのはな ふゆごもり いまをはるべと さくやこのはな」が朗詠される。吾が高校時代を想起すれば、正月恒例の全校カルタ大会でも一回戦や決勝戦では「なにはづ」の歌が朗詠されたが、準決勝戦では本居宣長の名歌「敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花」が歌われた。吾、美術部員であって百人一首部員ではなかったのにどういうわけか毎年のように学級対抗戦における学級代表選手団の一人に選出され、何れも優勝だったり準優勝だったりしたし、個人的にもそれなりに善戦し、百人一首部員相手に勝ったことも一度だけあった(でも吾に負けたその人に対して味方側の百人一首部員が「調子でも悪かったの?」と詰問していたのには少々複雑な気分だった)ことを不図想起する(以上ささやかな自慢話)。
広告の頁(p.91)に掲載されている集英社刊「ジャニーズJr.カレンダー」の宣伝のための十一人のアイドル候補生たちの顔写真の配列は一寸した番付みたいになっていて、云わばスノープリンス森本慎太郎NYCboys中山優馬が東西の両横綱という扱い。もし二人が対戦するなら私的には慎太郎関を応援することになるだろう。玉森裕太藤ヶ谷太輔北山宏光は云わば大関だろうか。番付の中央に配されて目立っている中島健人菊池風磨は、目立つ位置にあるから目立つというだけではなく、見た目だけでも充分に目を惹くし、この二人を隣同士に組み合わせて対照性を生んで個性を際立たせているのもよいのだと思う。でも、テレヴィドラマ「ナイチンゲールの沈黙」における中島健人と高田翔の組み合わせもよかったと思う。