着信御礼!ケータイ大喜利正月スペシャル

夜十一時半から八十八分間の、正月恒例の特別番組「着信御礼!ケータイ大喜利 正月スペシャル」では、ケータイ大喜利には不可欠の人材である阿藤快が不在ではあったものの、二度目の登場となる槙原寛己の活躍が目覚しく、番組の最後に圧倒的な盛り上がりを形作った。実に素晴らしかった。山下真司は、今田耕司が評した通り「元気田イクゾー」に近い人物像と解され、そうした役割を期待されたということだろうか、投稿の内容も概ね「元気田イクゾー」路線に沿うものだったが、まさにそのことのゆえに、阿藤快の邪悪な路線とか槙原寛己の絶倫オヤジギャグ路線とかに比較した場合に少々深みに欠けた嫌いがなかったとは云えない。そこが残念だった。