四月二日のザ少年倶楽部

先週金曜日に放送されたNHK衛星第二の番組「ザ少年倶楽部」を見逃して残念…ということをその日ここに書いたところ、その翌日、NHKデジタルハイビジョン(BShi)では毎週火曜日の夕方五時に再放送されている…とのメイルを未知なる友より頂戴した。御親切な情報の御提供に心からの感謝を。それで火曜日の今日の放送を録画して、そして見ることを得た。
中島健人等B.I.Shadowは、冒頭には、既に馴染みのあの白いシャツに黄色のベストを重ねた愛らしく華やかな衣装で登場したが、そのあとは噂の薔薇柄の衣装に着替えていた。なるほど確かに薔薇柄ではあるが、遠くから見る限りかなり地味で、中島健人の明るいアイドル顔に比すると余りにも物足りない。これよりは前回の毛皮の衣装の方が似合っていたし、黄色ベストの衣装は最も似合っているように思う。
視聴者からの葉書を読み上げる企画では彼と河合郁人宮田俊哉藤ヶ谷太輔の四人が並んでいて、中島健人は河合・藤ヶ谷よりも長身だった。視聴者の悩み相談に対する答えでも彼は「大人」だった。他所様のブログを拝読したところ彼はその確りした言動のゆえにファン等の間で「ナカケン先輩」と形容されているようだが、確かに「先輩」という称呼が似合う。そして河合の発案になるという新企画の所謂タイトルコールに合わせて「ボイパ」(ヒューマンビートボックス)を披露し、河合・宮田・藤ヶ谷から礼をされて嬉しそうにしていた(よく見ると、恥ずかしそうに舌を出してもいた)。
後半、第五回「Jr.課外授業」ではB.I.Shadowがジャグリングに挑戦。中島健人は何時になく苦戦していたようだった。
注目せざるを得なかったのは、中島健人菊池風磨が並んで座していたとき、菊池風磨が両脚を合わせて内股気味にしていたのに対し、中島健人は男子らしく股をやや開いていたこと。或る雑誌のヴァレンタインに因んだ記事で菊池風磨が「中島は一見さわやかなんだけど、動きがたまに女子っぽい…」と発言していたが、座ったときの姿勢ではその「一見さわやか」な男子らしさが強く出ているのだろう。しかし確かに中島健人の魅力は少年男子の爽やかさと「たまに女子っぽい」感じとの絶妙な混ざり具合にあるとも思えるので、菊池風磨の評には首肯できる。そうした魅力を強く感じさせたのは、昨年十月放送のドラマ「ナイチンゲールの沈黙」における高田翔との組み合わせだったと思う。似合いの二人であると確信する。
高田翔と増田良と岸孝良の三人は、音に聞く牛柄の衣装で活躍。正確に記述しておくと、基本は白いスーツで、その上下のそれぞれ下半分と、袖の裏地が牛柄になっていて、襟には毛皮の装飾も施され、アイドル衣装ならではの豪華な印象を作り出している。率直に云って薔薇柄の衣装よりも遥かに華がある。彼等三人の衣装は格段によくなったようだ。