仮面ライダーW第三十六話
東映「仮面ライダーW(ダブル)」。
第三十六話「Rの彼方に/全てを振り切れ」。
脚本:長谷川圭一。監督:田崎竜太。
照井竜(木ノ本嶺浩)が冷酷な謎の女シュラウド(声:幸田直子)から新たに授けられた武器「トライアル」で今日こそ井坂深紅郎(檀臣幸)への仇討を果たそうとしたとき、それが身の破滅を招きかねない無謀な試みであることを知っていた鳴海亜樹子(山本ひかる)は止めようとしたが、左翔太郎(桐山漣)は「いや、ヤツはやるさ」と云った。本当に心配している女と、本当に信じている男。なかなか熱い場面だった。
他方、園咲家では園咲冴子(生井亜実)が園咲琉兵衛(寺田農)に対する反逆の意を露わにし、妹の園咲若菜(飛鳥凛)にもこの反逆に同調するように求めたが、同調しないと知るや、直ちに攻撃を仕掛けたとき、園咲琉兵衛の愛猫ミックが出現して冴子の攻撃を遮り、若菜を救出した。相変わらずミックは働き者だ。そしてミックの強さには驚嘆せざるを得ない。