ギルティ第十話

フジテレビ系(関西テレビ制作)。ドラマ「ギルティ 悪魔と契約した女」。第十話。
先週の第九話における堂島基一(唐沢寿明)の、堂々として高潔な最期とは余りにも対照的な、今宵の第十話における宇喜田元(吉田鋼太郎)の、見苦しく醜い最期。それにしても不可解であるのは、野上芽衣子(菅野美穂)は一体どのようにして宇喜多元への復讐を果たそうとしていたのだろうか。真島拓朗(玉木宏)の決死の救出がなかったなら、復讐どころか野上芽衣子の方こそ抹殺されていたかもしれない。
今宵は、十九世紀末二十世紀初頭の西欧の、貴族の邸宅における警備装置や富豪の邸宅における門番女について確認するため、久し振りに英国グラナダTVシャーロック・ホームズ聖典(DVD全二十三巻)を取り出して第十巻の「六つのナポレオン」と第八巻の「第二の血痕」を見直して大いに楽しんだ所為で、「ギルティ」を全く面白くなく感じてしまった。迂闊だった。