大切なことはすべて君が教えてくれた第五話
フジテレビ月九ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」。第五話。
明綾学園高等学校二年一組の生徒たちが出てきた場面は主に二つ。一つ目は、その学級の担任教諭の柏木修二(三浦春馬)の不祥事について中西佳史(西村雅彦)が自身の思いを語り、皆に冷静になるよう求めた場面。このとき児玉賢太郎(中島健人[ジャニーズJr.])は真剣な、深く考え込んだような顔で話を聞いていた。佐伯ひかり(武井咲)の心配をしていたのだろう。
二つ目は、彼等が職員室の前の廊下へ押しかけ、柏木修二に対し、今回の件に関する詳しい事情説明を求めていたところ、暫く登校していなかった佐伯ひかりが久し振りに姿を現し、柏木修二との間に何があったのかを全て正直に告白し始めた場面。何時もは一人で静かに過ごしている児玉賢太郎も一応は皆のあとに付いてきて、集団の最も外側に立っていた。ゆえに佐伯ひかりが現れたときには丁度その近くに立っていて、声を聞くや、直ぐにその方へ振り返っていた。