ザ少年倶楽部四月第一回

四月八日の夕方六時から四十五分間、NHK-BSプレミアムで放送された月二度の番組「ザ少年倶楽部」の四月第一回を録画しておいたのを見た。
NHK衛星第二が廃され、BSプレミアムに移行して第一回目の放映にあたるこの回では、前回まで司会をつとめていた小山慶一郎と中丸雄一が降板して新たに平成ジャンプの十名が司会役に起用された。その他にも色々な変更がある予定だったようだが、東北大震災に伴う東京電力事件で都内の電力の不足が心配される状況下にあったことから通常のNHKホールにおけるコンサート形式の公開収録は取り止められ、狭いスタジオ内で司会の平成ジャンプ十名が、被災者への見舞と、世界への感謝を述べ、また、過去の映像や、別の場所で収録した歌や踊の映像を見ながら番組を進めた。
衛星放送は各国で放映されているのに加え、ジャニーズのファンは各国にいるようであるから、今般の大災害に対する全世界の支援への感謝の言を彼等が述べるのは番組の新装後一回目の内容として有意義だったろう。
もっとも番組の最初から最後まで殆ど平成ジャンプ尽くしの内容で、合間には森本慎太郎とA.B.C-Z、Kis-My-Ft2の歌も各一回あったが、B.I.Shadowの歌はなかったのが残念。平成ジャンプの歌のとき大勢のバックダンサーの前列には、中島健人や菊池風磨や松村北斗や高地優吾や増田良等の顔も見えた。主役の平成ジャンプが白の衣装で統一されていたのに対し、バックダンサーの彼等ジャニーズJr.は全員、白シャツに黒のベストを重ねて、まるでカフェのギャルソンのような格好で揃えていた。中島健人は知念侑李や八乙女光等の近くで踊っている場面で目立っていた。「Jr.にQ」では新人が大勢取り上げられたが、中で最も目を惹いたのは佐藤勝利だったろう。