ザ少年倶楽部八月第一回

八月五日の夕方六時から四十五分間、NHK-BSプレミアムで放送された番組「ザ少年倶楽部」の八月第一回を録画しておいたのを見た。
番組の開始を告げたのは、B.I.Shadowの中島健人と菊池風磨。
両名の開会の辞に続けて最初に歌われたのは「Dreams come true」。最初に歌ったのはB.I.Shadowの四名。衣装は光沢のある青のスーツ。それに続いたのは、佐藤勝利を中心にして左右に倉本郁と松島聡を配した三名（便宜上ここでは「勝利隊」と云う）。襟を青くした白の袖なしの衣装。続けて中島裕翔がA.B.C-Zを率いて合流し、伊野尾慧がKis-My-Ft2を率いて、有岡大貴がHip Hop JUMPを率いて合流。普段は増田良と一緒にいるものの今回も増田良自身が不在の集団（ゆえに便宜上「仲田隊」と云う）はピンクの衣装を着ていたのに対し、真田佑馬等二名は黒の衣装を着ていた。
B.I.Shadowと勝利隊の楽曲「With You」。佐藤勝利を中心にして左右に中島健人と菊池風磨を配した格好で始まった。途中からは岸優太と高橋龍が勝利隊の衣装とはデザインの異なる白の衣装で合流し、松村北斗と高地優吾も途中からの合流だったろう。
司会をつとめる有岡大貴と中島裕翔と伊野尾慧がジャニーズJr.にそれぞれの「夢」を聴く段、中島健人は「両親に海外旅行をプレゼント！」と回答。具体的な旅行先については、ヨーロッパであればフランスがよいと思うと述べた。松島聡は「イギイスに行きたい！」と回答。「イギイス」は無論イギリスを書き間違えたもの。映画「ハリーポッター」の撮影の地を訪ねたいらしい。橋本良亮は「本場アメリカでMTVに出る！」と回答。A.B.C-Zで出たいと考えているとか。なかなか国際色豊かな座談になった。
仲田隊は「PERFECT」を歌い踊った。今回の顔触れを、画面上に名前の表示された順に挙げておくと、石川拓哉、岸孝良、アンダーソンケーシー孝、仲田拡輝、川島如恵留、高田翔、安井謙太郎、京本大我。ピンクの衣装をよく見ると、ピンクの袖なし上着と、黒のノースリーヴの間に濃い青のシャツを重ねてある。この八人組の中で一番の美形と見えるのは、やはり仲田拡輝。岸孝良と仲田拡輝の二名が並んだ姿が、特に華があって楽しめる。
アイドル候補生が各種エンタテインメントの技を競い合う「ジュニア熱血バトル」第五回はKis-My-Ft2特集。宮田俊哉が大活躍。次いで今回も彼等のデビュー曲「Everybody Go」を歌った。
アイドル候補生ジャニーズJr.皆に一つの質問を出してそれぞれからの回答を提出させる「Jr.にQ」。司会は中島裕翔と伊野尾慧。両名とも、これの司会をつとめるのは初。今回の題は「おにぎりの具No.1」前篇。
前回（七月第二回）において高木雄也がこの題を勝手に設定するに至ったのは、そのとき中島健人が中島家の「絶妙なおいしさがただよう」オニギリの具としてミートローフを挙げ、これに対して高木雄也が違和感を抱いて驚いて興味を持ったからだった。
それなのに今回の中島健人は「ごめんなさい　実はポークランチョンミート」と回答。ミートローフというのは間違いで、帰宅後、母に報告したところ呆れられてしまったらしい。伊野尾慧によると、平成ジャンプの岡本圭人もポークランチョンミートの愛好者であるとのこと。佐藤勝利は「こんぶ！！」と回答。あんなにも愛らしく華のある顔で、なかなか渋い味覚の持ち主であるのが面白い。高田翔は「油みそ（ひいおばあちゃん手作り）」と回答。高田翔の「ひいおばあちゃん」は八十八歳で沖縄在住。毎年、手作りの油味噌を東京へ送ってくれるのを楽しみにしているとのこと。なるほど、彼の顔の南国風の濃さは沖縄に由来すると思えば肯ける。
番組の最後に歌われたのは「夢物語」。中央に金の衣装のKis-My-Ft2。正面から向かって右に、赤の衣装のHip Hop JUMP。左側に勝利隊。勝利隊の衣装は、上着のない黒スーツと云おうか、白シャツの上に黒ベストを着て、赤のネクタイを締めた服装。佐藤勝利のみ、黒ベストに光沢があって輝いていた。彼等の背後に、真田佑馬等二名と仲田隊。そして途中から、舞台の中央の奥の入口から青の衣装のA.B.C-Zと赤の衣装のB.I.Shadowが一緒に入場して合流した。