仲田拡輝テストの花道

休日、昼まで寝ていたが、夕方には外出して徒歩で衣山へ行き家具店で少し買物。徒歩で帰宅。
ところで。
十一月十二日の朝のNHK教育テストの花道」(再放送)を録画しておいたのを見たところ、勉強部員ヒロキこと仲田拡輝は出演していたし、発言の機会も辛うじてあった。この日の番組では「分析」の必要性を説いてその一方法を提案するにあたり、誰かが執筆したラヴレターを取り上げてその改善すべき点について皆で語り合うことから話を始めていたのだが、その際、司会者から意見を求められたらしい仲田拡輝は当のラヴレターについて、「ゴメンナサイ」という謝罪から書き出して文末も「ゴメンナサイ」で結ばれている点を指摘して「謝り過ぎ」と述べていた。
なるほど、確かにその通りだろうが、この番組におけるこの企画それ自体への不満をいえば、そもそもラヴレターというのは本来は匿名性のものではなく、誰かが誰かに宛てるものである以上、その内容の論評も自ずから送り主と送り先の人物像を抜きにしては意味がないように思われる。
例えば、謝罪の語で書き出されて謝罪の語で結ばれるようなラヴレターも、仮に送り主が仲田拡輝だったなら、送り主の謙虚で誠実な人柄をよく表した文面であると好意的に受け止められるかもしれないが、他方、仮に送り主がこの番組における勉強部顧問等だったなら、何か姑息な計算に基づく文面ではないかと邪推されてしまうことだろう。