中川大志日記/おはスタステージと大鎧と壁

昨年のテレヴィドラマ「家政婦のミタ」で、阿須田家の長男「カケルちゃん」こと阿須田翔を演じて人気を得て、今年も一月から三月にかけて「13歳のハローワーク」で重要な役を演じた俳優、中川大志の、携帯電話用サイト「ビジュアルボーイ」内に開設された日記には本日六月二十九日付の記事が公開されている。
先ずは、先月三十日、幕張メッセで開催された「次世代ワールドホビーフェア」における「おはスタステージ」に参加した件について報告。「皆僕の事知ってるのかなー?」と不安も抱きつつ舞台に立ったところ「皆優しく迎えてくれて凄く嬉しかったです」と述べている。「たいしたもんだ」で「8mのロングフリースロー」に挑戦したところ「会場の皆からのたいしコール」を浴びて、与えられた三回の挑戦権の内の、三回目で見事に成功したらしい。
彼が源頼朝の少年時代を演じているテレヴィドラマでは先週、いよいよ平治の乱が始まり、華麗な鎧姿を披露。次回には馬上の若武者姿をも披露する予定であるとか。
そして今週の火曜日の夜に始まった新番組「GTO」。彼は「リアルタイムで」家族で見たらしい。「最高にカッコ良い仕上がりになっていて興奮しちゃいました」と感想を述べて、「やっぱり音楽がつくとカッコ良い」「タイトルバックの映像も凄くカッコ良くて最高でした」とも付け加えている。「鬼塚と出会い、壁に立ち向かっていった吉川。いかがでしたか?」と読者にも問いかけている。
撮影の現場では、今後ライヴァルともなるはずの若い役者の集う「教室のシーン」の賑やかさを特に楽しんでいるようで、「これから、どんどん暑く」なってゆく中でも「撮影頑張ります!」と宣言して日記を結んでいる。
日記の最後に掲載されている画像は、幕張メッセにおける「おはスタステージ」の、直後か直前か、或いは合間にでも撮影したものだろうか。番組の制服である涼しげな半袖シャツを着て、番組の挨拶「おはー」のポーズを取っている。背後には大きなシャッターがあり、折り畳み机の上に段ボール箱が積み重ねられている様子を見るに、舞台裏の、搬入口だろうか。