両義性

有難いメイルを頂戴して問題は解決…と思い込んで喜んでいたのだが、冷静に読み直してみると正反対の意味に取ることもできると気付いて、というよりはむしろ正反対の意味にしか取ることができないと気付いて、頭を抱えている。意味を問い質して藪蛇になっても困るし、問題は解決していなかったどころか深刻化していたのか。(ここまでは二〇一二年七月六日記之。以下は七月八日追記之。)
…等と深読みをしたことには意味がなかったと思えてきた。真理に達するのは単なる観想であるよりは行為であるからだ。問題は深刻化していなかったばかりか、そもそも存在してもいなかったのではないか?と考えてよいような気がしてきた。レジリエンスを要するのは国土ばかりではなくむしろ人間の感情や言動であるに相違ない。