テレヴィ雑誌記事

本日発売の雑誌「ザテレビジョン」二〇一二年第三十七号には、来る十月から始まるテレヴィドラマ新番組群について解説し告知する十二頁の大特集あり(21-32頁)。これを一瞥するに、どうやら次の三ヶ月間も、テレヴィドラマを見ない生活を続けることになるようだ。
約三ヶ月間にわたって放送される十一回前後の話から成る所謂「連続ドラマ」を見ることができるためには、見続けないではいられなくなる程に強烈に面白いと感じるか、さもなくば習慣化しているか、何れかの条件が必要で、しかるに普通の日本人視聴者が面白いと感じることができる程の番組が制作されなくなっている現在、一旦テレヴィ視聴の習慣から脱却してしまうと、もはやテレヴィを点けること自体をさえ苦痛に感じてしまう。そうなれば連続ドラマの視聴は、余程の面白さを予感できない限り、可能にはなり得ない。
面白くなりそうであると予感できるような番組が出てくるのではないか?テレヴィ再生の時期が来るのではないか?と淡く待望していることもあって相変わらずテレヴィ雑誌を買い続けているが、この大特集記事を見る限り、そして一年前のデモに対する最近の仕打を見ても、まだ当面は期待できないらしいと判明する。