蔵書探索

朝から出勤。夕方に退出。帰宅の途上に雨が降り出した。
昨年の初夏に、何とか入手して目を通しておきたいと思いながらも入手できず、もはや古書で探す他ないのか…と思っていた書物を、今日、吾が家の書庫で別の書物を探していた途上に偶々発見してしまった。
推測するに、道後の吾が現在の居所へ移転するよりも幾らか昔の、まだ松山城下に住んでいた時分か、殆ど新刊に近い時点で直ぐに入手するだけ入手していたようだが、読みもしないで放置して、道後へ移転したのちも奥行のある書棚の奥側に架蔵して数年を経て、結果、その存在を忘れていた。奥行ある書棚の奥に書物を並べてその前列にも書物を並べてしまうと、奥側の存在をどうしても見落としがちになってしまうのだ…と言訳を記しておく。他にも一冊、入手しておいたかどうか自信のなかった書物をやはり確り蔵していた事実も、ついでに確認できた。