宇宙と仏像

インターネット上に、古い仏像と宇宙との関係を伝える興味深い記事あり。
一九三八年、当時は「秘境」と見られていたらしいチベットへ赴いたドイツの探検隊が、そこで発見して持ち帰った約千年以上昔の毘沙門天坐像は、像高は二十四センチメートルでも重量は一〇・六キログラムもあり、極めて固い石造であるからか、従来「鉄の男」とも称されてきたらしいが、ドイツやオーストリアの研究者集団の調査の結果、これが約一万五千年前にモンゴルとシベリアの境界付近に落下したチンガー隕石の一部を加工し研磨して造像されたものであることが判明し、今月二十六日に米国の学術雑誌に「宇宙から来た仏陀」の論文名で発表されたとか。隕石を崇拝の対象にする例は世界に数多あることから、この彫刻の職人も材料が特別な石であることに気付いていたのではないか?とも述べられているらしい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120927-00000015-jij-int」。「http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2701H_X20C12A9CR0000/」。