カラマーゾフの兄弟第五話/山田悠介の歌の訓練

深夜ドラマ「カラマーゾフの兄弟」第五話。カラマーゾフ家としての黒澤家の三男、涼(林遣都)は、善や正への自身の純粋な信念を次男の勲(市原隼人)の過酷な現実主義によって嘲笑されたあと、兄と自身との間に余りにも大きな懸隔が何時しか生じていることを嘆きつつ、その懸隔を生じた原因を、自身が二人の優しい兄によって固く守られてきたことにあるに相違ないと述べた。
ところで。
夜十二時三十五分から十五分間のEテレ(旧NHK教育テレビ)の番組「名作ホスピタル」を流し見て、二〇一〇年九月から翌年八月まで一年間「仮面ライダーオーズ」で昆虫の怪人ウヴァの人間体を演じていたD-BOYS山田悠介の活躍を鑑賞。
八王子にある東京工科大学の大教室に、大勢の学生(番組公式サイトによると約三百人?)を集めて、先月二十二日に挙行された「公開収録スペシャル第一弾」。その前編。取り上げた名作アニメは「はなかっぱ」で、健康の情報に関する課題は「めざせ歌ウマ!音程編」。音程を正して歌を上手くするための訓練。訓練を受けたのが山田悠介。講師による厳しい指導と、カラオケ箱や川原における自主練の様子は明かされたが、訓練の成果は次週の後篇で披露される。