海の上の診療所第二話

月九ドラマ「海の上の診療所」。第二話。
美しい瀬戸内海の島々をめぐり、無医の集落に年に一度の医療を施している瀬戸内海翔洋病院の診療船「海診丸」。この船に新たに加わった青年医師の瀬崎航太(松田翔太)は今回も、上陸した美沖島で遭遇した女に一目惚れしてしまい、ここで船を降りてその女と結婚し、美沖島で生きてゆくつもりだ!と宣言した。千登勢島における展開と全く同じで、そこでの悲しい結末に泣いた直後であるのに、能天気にも同じことを繰り返したのが面白いところ。
同じことを繰り返すことの面白さを強調するのは仲間たちの反応。
内科医の内村葵(藤原紀香)は「またなん?」と呆れ、看護師の戸神眞子(武井咲)は「はあ?」と怖い顔をして、事務長の日内晃(荒川良々)は「一応聞くけど、理由は?」と訊ね、船長兼料理長の海藤剛(寺島進)も困った様子だったが、一人、看護師の三崎昇(福士蒼汰)だけは肯きながら話を聴き、聴き終えたあとには「かっこ良い!」と感動していた。