劇場版まどマギ漸く観照

出勤。秋から冬にかけて大いに展開する予定の仕事について外部の協働者から詳細な計画を求められ始めているので朝から作業を開始。昼食後にはさらに没頭し、夕方に至った。明日には別の大仕事があり、今日のようには没頭できないのは間違いない。夕方には別の仕事も少しだけ進めて、六時半頃には退出。大型食料品店に寄って帰宅。
ところで。
四月に頂戴していた「劇場版まどか☆マギカ」DVDを深夜に漸く観照した。「悪魔」という語は極めて不吉に響くが、この物語における「魔法少女」や「魔女」が極めて独自な概念である以上、「悪魔」も普通の意味に解する必要がなさそうに思われる。結局、「神」というのが自然な秩序の完全性であるなら、それは解読されることによって、合理主義者によって制御され、都合よく利用され得る恐れがないわけではないが、「悪魔」としての巨大な感情がそうした完全性への反逆であるなら、それは解読や制御を不能化し得るのではないのか。感情を利用しようと企てる合理主義者を撃退することが望まれていた以上、この結末はテレヴィ版の壮大な結末よりも幸福であるのかもしれない…と今宵のところは思われた。