一時間遅い朝

出勤の日の朝には、普段は必要以上に早く起きるが、今朝、起きたのはその約一時間後だった。もはや遅刻するしかないのかもしれないと諦めそうになったが、直ぐに奮起し、短時間で朝食を摂って準備を整えて急ぎ家を出たところ、職場に到着した時刻は普段よりも五分ばかり遅れただけだった。普段は出勤前に暫し読書する余裕もある程ではあるから、今日はそうした余裕を全て捨て去っただけで済んだのであるとも云える。出勤後は、近々他所で務める役目のための予習をしながら、合間には来週にも多量に書かなければならない原稿のための資料集めを進め、夕刻には今日中に提出すべき書類を仕上げて無事提出。夜七時頃に退出したあと、ジュンク堂書店で袖珍版の辞書一冊を買い、次に文具店へ寄るべく銀天街を歩いたが、生憎、文具店は既に営業時間を終えて閉じていたので、仕方なく銀天街から大街道まで歩いたあと、電車で道後まで戻り、大型食料品店で探してみたところ、幸い、目当ての文具を見付けることを得た。安堵して帰宅。夕食後、明日の朝食の準備を済ませてから今朝の「仮面ライダー鎧武」を録画しておいたのを見た。