ざしきわらし第四回/ケータの同級生/花子さん第三回

ニコニコ動画の「テレビ東京あにてれちゃんねる」(http://ch.nicovideo.jp/ch7)内の「妖怪ウォッチ」チャンネル(http://ch.nicovideo.jp/youkai-watch)で最新の第六十九話の配信あり。
最近は概ね作画の完成度が高かったが、今回のは特に心地よい出来栄え。
ざしきわらし第四回。新人の座敷童がケータの家で奮闘していたとき、ウィスパーに発見され、怯えて逃げた先でジバニャンやヒキコウモリに遭遇。ウィスパーとジバニャンとヒキコウモリが未知の妖怪の出現に警戒して捜索を始めようとしていた中、命からがらケータの家から逃亡し得た新人は、先輩の座敷童に出会い、本来の行先に案内してもらえて、ようやく居場所を確保できたという話。
面白く良い話だったが、衝撃の事実が二つ明らかになった。一つは、座敷童の世界が他の妖怪の世界とは没交渉であるということ。もう一つは、妖怪が三人も住み着いているだけではなく数多の妖怪が出没して賑わっているケータの家は、座敷童にとっては「難易度レベル4」の恐ろしい場所であるということ。あれで「レベルフォー」であるなら、影オロチが住んでいるフミカの家が「レベルファイブ」だろうか。
座敷童の眼から見たジバニャンは巨大な妖怪。近くから見たその姿は、まさしく柔かな毛で覆われた巨大な猫だった。
妖怪えこひい鬼の事件。みちび鬼に良く似ているが、能力は全く違う。事件解決のためケータはアニ鬼を召喚したが、意外にも、えこひい鬼はアニ鬼の弟分だった。アニ鬼を召喚する際の掛け声は「俺の友達、出てこい」ではなく「俺のマブダチ、出てきて」。ダニエル・アンダーソン等の驚いたり怒ったり喜んだりする顔も見られた。喜んだ場面では端の方に木村守(マモル)も見えた。
えこひい鬼が人をエコヒイキさせる能力と、アニ鬼が人をアニキにする能力は、能力の方向こそ別でも、特殊な能力である点では同じであるはずだが、えこひい鬼がアニ鬼に怒られるというのは一寸理不尽。
妖怪しわくちゃん事件。解決のために活躍したのはトイレの花子さん。しわくちゃんを若返らせて、老いらんに進化させた。ブリーズビートキャンプや、鹿児島の指宿の砂風呂や、花子さんプロデュースのサプリメント等で若返らせたが、しわくちゃんだけではなくケータもウィスパーもジバニャンも皆で取り組んでいるのが楽しい。