ケータ似/妖怪労働基準法/久々ケータきゅん呼び
ニコニコ動画の「テレビ東京あにてれちゃんねる」(http://ch.nicovideo.jp/ch7)内の「妖怪ウォッチ」チャンネル(http://ch.nicovideo.jp/youkai-watch)で最新の第七十一話の配信あり。
先々週に入手した「妖怪ウォッチ」オリジナル・サウンドトラックのおかげで、番組内に用いられる楽曲を「七人ミサキ」とか「ケマモト村-過去-」とか聴き取ることができて、改めて面白く感じられる。
ざしきわらし第五回=最終回。新人の座敷童が何軒かの家を回ってそれぞれに役割を果たしてきて頼もしくなってきたところで、今度は一人の青年の恋愛を支援するという未経験の仕事に挑戦した。その青年は何となくケータに似ていて、まるで近未来のケータのようだったが、相手がフミカではなかったので、全く別人である模様。メールで送信する短い文について、どのような語を選択してどのような印象を与えるべきか大いに悩んで、翌日になるまで送信できないでいたのが好ましかった。
妖怪ホリデーの話。登場した敵は再登場の妖怪ハナホ人。ケータは「また出たな!ハナホ人!」と叫んでいて、まるで馴染みの宿敵のようだった。既に「友達妖怪」であると云うも過言ではない。
妖怪たちが一切の労働から解放されて休息することのできる日が妖怪ホリデーだが、妖怪労働基準法で定められた休息の権利は、妖怪労働組合に属する妖怪にとっては休息の義務でもあり、ジバニャンは組合員であるので断じて働くことができないが、ウィスパーもハナホ人も組合員ではない「フリー」であるので働くことができる。そしてケータやウィスパーの見る限り、ジバニャンは普段も大して働いてはいないが、ジバニャンにとってケータは「ブラックな御主人様」であるに相違ない。
こわいライトゾーン -白い恐怖の話。ケータが虫歯になったのは虫歯伯爵の仕業だったが、そのことに気付くのは話の最後。しかも妖怪の力を借りることなくケータ自らウィスパーを武器にして退治した。ドラマが真に描くのは、原因が妖怪であることに気付くよりも前の、虫歯の治療を受けるまでの間のケータの凄まじい恐怖と嫌悪の感情で、そうした強い感情に囚われることで周囲の景色までもが恐ろしい世界になったかのように感じられる心身の状態を、妖怪の語では「こわいライトゾーン」と云うらしい。虫歯の治療を終えて、トワイライトゾーンならぬ「こわいライトゾーン」を脱したあと、ウィスパーは漸く虫歯伯爵の存在に気付いてケータに明かしたが、そのときウィスパーが久し振りに「ケータきゅん」呼び。