大街道から銀天街まで歩く

朝七時頃に起きたが、怠惰に過ごしていた。午後三時半頃に漸く外出。市内電車で大街道まで行き、大街道から銀天街まで歩いた。途中、クレーンゲームを設置しているゲームセンターのような店数軒に寄ってみたが、目当ての賞品を揃えたクレーンゲームはどこにもなかった。
そうして銀天街の出口に近付いたところで「らしんばん」松山店の看板を見出したので寄ってみた。テレヴィアニメ「Free!」のグッズの小さな売場があり、七瀬遙と橘真琴それぞれの小さなフィギュア各二種、計四種を入手。店を出て暫し歩けば、今度は「アニメイト」松山店。ここにも「Free!」グッズの小さな売場があり、「キャラプカ」というフィギュアを買ってみれば中身は松岡凛。「みにっこフィギュア」を買ってみれば中身は竜ヶ崎怜。「メモリアルレターコレクション」を買ってみれば中身は(A)橘真琴と葉月渚。七瀬遙の顔が表紙を飾る雑誌「月刊ニュータイプ」二月号も購入。
店を出れば眼前には年末にも訪れた茶葉店があり、そこで知覧茶を購入。そして高島屋へ行こうかと思っていたが、何となく高島屋を通過して松山市駅へ赴いてしまい、そのまま夕方五時半発の郊外電車に乗車して、数分後には衣山駅で降車。
こうして今日もまたシネマサンシャイン衣山へ来てしまい、そうなれば映画「ハイ☆スピード!Free! Starting Days」を鑑賞するのが必然。もはや条件反射、否、自然法則と云うも過言ではない。
入場者への特典は、水泳部一同が勢揃いをした画のメッセージカード。ちなみに昨日の特典は、七瀬遙と橘真琴と椎名旭と桐嶋郁弥がシャワーを浴びている画に、橘真琴の言葉を添えたメッセージカード。
夜八時頃に見終えて大いに満足したが、ことによると明日も観に来るかもしれないし、この映画館における上映期間の最終日にも、休暇を取ってでも観に来たいと願望することになるのかもしれない。同一の映画を観るためにこんなにも何度も映画館へ通うのは、人生で初の経験になる。何故こんなにも心惹かれるのか。見所が無数にあるのは確かだが、それらを積み上げただけでは説明できない何かがある。そもそも昨年末に映画館でポスターを見かけたとき既に気になっていたのに、何故あのとき観ておかなかったのか。あのとき既に観ておけば、年末年始の休暇期間も利用して、もっと何度も繰り返し観ることができていたはずであるのに。惜しいことをした。
一階の雑貨店のような変な書店にも寄ってみれば、そこにも辛うじて「Free!」のグッズが少しはあったので、ここでも「キャラプカ」を二つ買ってみた。中身は再び松岡凛と、もう一つは山崎宗介。まさか、この二人を揃えることになるとは思わなかった。
八時二十分頃には店を出て、道後まで歩いて帰宅。途上の本町では大型食料品店に寄って野菜と豚肉とドラヤキを購入。昨日から一気に増えてきている「ハイ☆スピード!」&「Free!」グッズの収納場所を、早めに準備しなければならない。