旅行記三/国立新美術館のダリ展&ヴェネツィア・ルネサンス展

旅行記三。
東京で月曜に開館しているのは六本木の国立新美術館。というわけで、浅草から乃木坂まで移動し、国立新美術館で現在開催されている二つの展覧会を観照した。二つの展覧会の入場券をまとめて購入したので割引料金になった。先ずは「ダリ展」を観照。観終えたあと、売店では図録と案内書を購入。籤引にも挑み、後姿の画家の装身具を当てた。地下の食堂で昼食。そして「日伊国交樹立150周年特別展 アカデミア美術館所蔵 ヴェネツィアルネサンスの巨匠たち」を観照。ティツィアーノもティントレットもヴェロネーゼも良かったが、心惹かれたのはバッサーノの《ノアの方舟に入ってゆく動物たち》。バッサーノ工房の《牧童たちのいる風景》も良かった。ヴィンチェンティーノの《天国》は細部を一切描き込まないスケッチ風の筆致で大群衆を描き上げて、迫力に富んでいた。パドヴァニーノの《オルフェウスとエウリュディケ》は官能性に富んで美しかった。売店で図録と数枚の絵葉書と一緒にイタリア製のチョコレートを二つ購入。国立新美術館の建物を見物したあと、夕方四時半頃に美術館を出て、乃木坂から乗り換え二回を経て浅草へ戻り、新仲見世仲見世を歩いた。新仲見世の御当地キャラクター「浅草新にゃか」マスコットストラップ二種を購入し、序でに別の店で紙製の招き猫を二組、マルベル堂でドラ吉の運転免許証一枚、さらに雷門の提灯に乗ったジバニャンも購入。ときわ食堂で夕食。ホテルへ帰った。