ユナイテッド・シネマ今治で劇場版ソードアート・オンライン(SAO)-オーディナル・スケール-鑑賞十五回目/ポップコーン騒音テロリズム

今治の映画館ユナイテッド・シネマ今治http://www.unitedcinemas.jp/imabari/index.html)における「劇場版 ソードアート・オンライン SWORD ART ONLINEオーディナル・スケール―」(略称「劇場版SAO」)の上映期間は、今日の時点では今月三十日まで。
そこで見納めをなすべく、雨の中、夕方に出立。JR松山駅への到着が遅れ、特急には乗れなかったので各駅停車で移動。波止浜駅では、彼方に「しまなみ海道」の橋が見えたので、景色を撮影してtwitterに投稿し、この遥か彼方に微かに見える大きな橋で繋がれた瀬戸内海の島々の景色が展望される街こそが、新海誠監督の映画『言の葉の庭』のヒロイン、雪野百香里先生が教鞭をとっていた場所であること、そして波止浜は南画家矢野橋村の郷里でもあることを述べておいた。夜七時十分頃に今治駅に到着。雨は止んでいた。時間がなかったのでタクシーでユナイテッド・シネマ今治へ急行。自動券売機で直ぐに券を購入。メンズデー(そしてレイトショー)ということで千百円。時間の余裕があったので映画館に隣接するナムコのゲームセンターの横にあるフードコートのカツ丼で夕食。
そして夜八時から三時五分から「劇場版 ソードアート・オンライン SWORD ART ONLINEオーディナル・スケール―」を鑑賞した(通算十五回目)。
しかし今日は来るべきではなかった。なぜなら雨降る平日の夜中で流石に客も少なめで閑散としていた中、直ぐ後ろの席に来た頭悪そうな奴が何袋ものポップコーンをボリボリボリボリ食べ続け、コーラをジュルジュルジュルジュル飲み続け、終いにはゲホゲホ咳をし始めて、煩くて映画に集中できなかったから。
思うに、映画館で最初から最後までポップコーンを食べ続ける人は、自身は映画鑑賞に集中できているのだろうか?できていない場合、損した気分にはならないのだろうか?それとも案外、ポップコーンを食べることこそが映画館に来る目的だったりするのだろうか?映画を観るよりもポップコーンを食べたいのであるなら、もっと端の席へ行けばよいのに。ユナイテッド・シネマ今治は席を指定されない自由席の制を採っているから、空席が多い場合、ポップコーン主義者は他人に害を被らせない席をどこでも選択できるはずであるのに、どうして選りにも選って他人の直ぐ後ろの席に来るのだろうか。背後の音が頭に響くことを知らないのだろうか。
観終えて直ぐに映画館を出て、予め呼んでおいたタクシーで今治駅へ戻り、特急で松山駅に着いたのは夜十一時半頃。タクシーで帰宅。深夜十二時頃に帰宅し、あらためて虚しい気分。
そして翌日(六月二十七日)の朝。
ユナイテッド・シネマ今治の公式サイト「http://www.unitedcinemas.jp/imabari/index.html」を確認してみれば、劇場版SAOは再び「ご好評に付き上映期間延長!」され、七月七日まで延長されている。昨夜の不快な鑑賞を見納めにしてしまわないためにもう一度だけ夜の今治へ観に行って、見納め直すこともできるようではあるが、それで再びポップコーン騒音テロリズムに遭うようなことにもなれば、もはや立ち直れなくなってしまう。それにしても、松山人に比して今治人にはポップコーン主義者が多いのだろうか。