H2・君といた日々

TBS系ドラマ「H2・君といた日々」。あだち充原作。丸毛典子演出。山田孝之主演。第九話。
冒頭の葬式の場面における色と光と構図と空気が何とも「トリック」風味で懐かしかったのは今宵の監督が丸毛典子だったからだろう。また、千川高等学校野球部員たちのうち柳守道(森廉)・佐川周二(北条隆博)・大竹文雄弓削智久)・島オサム(中村友也)の四人が仲良く揃って行動する場面は、やはり見ていて楽しい。島オサム役の中村友也が特によい。でも、このドラマで特に魅力を発揮しているのは古賀春華の役の石原さとみだと思う。「義経」では駄目だったが、「H2・君といた日々」では異様によい。