稲森いずみ・釈由美子最強

フジテレビ系「笑っていいとも!2005春の祭典スペシャル」。夜九時から二時間半の特別番組。タモリ中居正広の司会で、主演は無論キムタク。だが、結論から云えば火曜十時の新ドラマ「曲がり角の彼女」の稲森いずみ釈由美子が最強であると判った。釈由美子の弓矢の腕前の確かさ、稲森いずみのテイブル・クロス芸における度胸の強さが印象的だった。上野樹里中居正広の名を「中井」と書き間違えて中居を悔しがらせたのも楽しかった。流石スウィングガールズ堂々の主演女優は堂々としている。木村佳乃の「仕事は仕事」発言も潔くて好ましいし、堤真一の「童貞」告白も出鱈目さ加減が太田光風で面白かった。太田光は「イグアナ」発言で退場させられたあと急に大人しくなったのが残念。番組制作者側の小度量に問題があると云わざるを得ない。で、二〇〇三年の「ブッチャケ」、二〇〇四年の「メイビー」に続く新たなキムタク語は「LoveSeanS」なのか。訓みは「ラヴ・ショーンズ」か。